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2021-08-23

R.I.P.黒ちび

夏眠のように見せかけて7月末に静かに亡くなっていた、うちの親カタツムリの中で一番の若駒「黒ちび」の追悼記事です。黒ちびは昨年9月、他の5頭と一緒に頂き物のトキワシノブの鉢から現れた一頭ですが、当時あまりの小ささに発見が1日遅れました。なので最初は「5頭のカタツムリがうちに来た」と思い込んでいたわけです。

トキワシノブ

↑これが問題のトキワシノブ受け取り時の飲食店の現場の様子。後ろにスポーツ新聞が写っていますね笑  拡大してよくよく探すと小さいカタツムリに見えなくもないようなものが確認できないこともないのですが、とにかくそんなことは知る由もない状態でした。でももしこの時点でカタツムリを発見していたら?何の準備もできていないし恐らく持って帰ることはなかったと思いますね〜、、

5頭のカタツムリがここに存在することを知ったのは受け取った翌日、そしてさらに一頭、ゴマ粒くらいのどう見ても新生児のカタツムリをその翌日発見します。そのゴマ粒くんが「黒ちび」でした。ここまで小さいカタツムリを見るのは初めてのことでありました。

発見当時の黒ちびを撮影していないのは、あまりに動揺していたからかも知れません笑 何しろこの子たちをどうすれば???で常に頭がいっぱいだったのと、あまりの小ささですぐに見失っていたからです。それにしても、発見してから約一週間、飼育ケースに入れずに鉢のまま放置していた(ご飯は主に豆苗をあげていた)とか、今から考えると信じられないのですが、それでも6頭がしっかりと鉢からさほど離れることもなく活動しているのを見て、飼育する決心をしたというわけです。当時は6頭しかいないというのに毎日点呼をとるのが本当に大変と思っていました。今でこそどういうところに隠れているか大体見当がつくのだけど、当時はそんなの全く想像つかなかったからです。

カタツムリ

↑人参の輪切りの上にいるのは来た頃の「白ちび」(右)と「怪獣」(左)です。あの怪獣がこの大きさだったということです。

色んな大きさのカタツムリ

↑もっと言うとこれは本人たちではなくて子供達の画像を例に出しますが、6頭がうちに来たときの大きさ的にはこんな感じの違いになります。一番右が来た頃の「リーダー」たち系(後の小さめ個体)、きゅうり食べてる中くらいのが「怪獣」「白ちび」系(後の大きめ個体)、一番小さいのが「黒ちび」(これよりもっと小さかったかも)の大きさということになります。

カタツムリ

これが恐らく黒ちびのごく初期の画像ではないかと思うんだけど、、、ゴマよりはだいぶ大きくなってますね。よく豆苗の葉っぱの裏にくっついていて危うく捨てそうになったものです笑 でも成長は結構早かったというか、早すぎてびっくりするくらいあっという間にデカくなってしまいました。

カタツムリ

この画像は以前出したことがある気がするけど、だいぶ育った黒ちびが先輩たちの交配を見学しているところ。日付を確認したら、昨年旅行で4日ほど家を開けて帰ってきた直後くらいの画像でした。丸4日家を開けることがとにかく心配だったのは、世話ができないことによるケース内の乾燥で、でも黒ちびの小ささだと水飲み場を設置すると溺れてしまいそうで、苦肉の策としてガーゼで覆ったコップに水を入れて湿度を保つようにして、さらに浴槽に水を張った状態にした浴室エリアにケースを置いて出掛けたのでありました。旅行から帰ったら、たったの4日見なかっただけの黒ちびが一回り大きくなってるように見えて、びっくりした記憶があります。

カタツムリ

黒ちびの成長を追いかけることにより、孵化したてのカタツムリが大人になるまでの経緯を初めて目にすることができました。極々小さい頃から好奇心旺盛で、広いケース内の色んな場所へ臆することなく冒険に出掛けていく姿は本当にかわいくて、カタツムリの魅力にガチでやられた感は、全身を使って遊びまくる子供時代の黒ちびによってもたらされたようなものでしょう。

黒ちびの殻はその後順調に成長して、一段階早く成長した「怪獣」や「白ちび」と並ぶうちでは大きめ個体とされる域に到達していくのですが、軟体部分は若干細身な感じで、たま〜に大胆なこともするけど基本性格は大人しく物腰の静かなおぼっちゃまタイプのカタツムリになっていきました。黒っぽい部分の多かった殻の色は成長するにつれてベージュ色に変化していき、見た目だけだと当時はそこまでずば抜けて大きくもなかった「怪獣」との見分けがつきにくい時期があったんだけど、どっちかわからない場合は「雰囲気が上品であるかないか」で識別していました(お上品なら黒ちび)。

カタツムリ

↑成体になってからとても仲良しだった「白ちび」(左)と一緒の黒ちび。こうやってよく近くにいたもんです。お墓にしているトキワシノブの鉢でも隣同士に置いてあげました。

カタツムリ

↑7月に入ってから、「怪獣」と恐らく最後の交配が確認されています。この数日後、長時間姿を隠し(たぶん砂利の中で産卵)、出てきた時の寝姿を見てなんとなくいつもと違う感があり、思わず生存確認をしてしまいました。その時は生きていたんだけど、やはり何かしら弱ってる感があったのかも知れないですな…

カタツムリ

一時的に夏眠部屋に移動させてみたけど、何も食べずに寝たり起きたりで落ち着かない様子だったので、元いた大きいケースに帰すことにしました。帰るととりあえずケース内を確認するように一周しながら色んなところを歩いていたので、大丈夫そうかな〜と思い一安心したのですが、やっぱり食べてはいない感じではありました。そして「怪獣」と隣合って同じポーズで壁面にくっついて何か話し合っているような場面を見かけました。そう言えば、親カタツムリの中で最初に亡くなった「女子ちゃん」も、亡くなる前日くらいに小さめ個体3頭で集合して何か話し合っているような様子が確認されていました。何か寿命の連絡というか、カタツムリ同士のそういうのはあるのかも知れませんな〜…

ほとんど何も食べている様子がないし、しばらくして鉢の下の影で数日眠り込んでいたのでてっきり夏眠したものと思ってそのままにしてたけど、鉢の下は定期的に掃除が必要なのでちょっと移動してもらわないとだな〜と思って拾い上げたら、永眠してしまっていました;;たぶん「怪獣」は気づいていたと思います。「怪獣」は仲間が亡くなると一旦自分も身を隠すか眠りに入るのか、その時もしばらく眠っていました。

黒ちびは子供の頃鉢の下に冒険に行くのが特に好きだったように見えました。小さく細い体で嬉々として歩いていく黒ちびを見るのが大好きだったな〜 だから鉢の下で眠りながら、、っていうのも黒ちびらしかったのかも知れません。

カタツムリのお葬式

カタツムリのお葬式

お葬式の様子。端っこにカタツムリ飼育者のバイブル『カタツムリが食べる音』が写っていますが、私が初めて「食べる音」を聴いたのは、真夜中に黒ちびがカトルボーンを食べてる音でした。なかなか凄い音してました笑

 

 

 

 

 

 

 

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